リハビリ

【平成30年度介護報酬改定】複数の訪問看護ステーションが関わる場合のリハビリの疑問

平成30年度介護報酬・診療報酬改定【訪問看護(リハビリ)】

私は、平成30年度介護報酬診療報酬改定まで残り1ヶ月以内と迫る中、訪問看護ステーションにおいては一つ疑問点がある。

それは、今回の介護報酬及び診療報酬改定において、訪問看護のあり方が少し変更になり、このような文言が出た為だ。

重要な点は赤字で示した文言だ。

理学療法士等が訪問看護を提供している利用者については、利用者の状況や実施した看護(看護業務の一環としてのリハビリテーションを含む)の情報を看護職員と理学療法士等が共有するとともに、訪問看護計画書及び訪問看護報告書について、看護職員と理学療法士等が連携し作成することとする。

訪問看護計画書及び訪問看護報告書の作成にあたり、訪問看護サービスの利用開始時や利用者の状態の変化等に合わせた定期的な看護職員による訪問により、利用者の状態について適切に評価を行うとともに、理学療法士等による訪問看護はその訪問が看護業務の一環としてのリハビリテーションを中心としたものである場合に、看護職員の代わりにさせる訪問であること等を利用者等に説明し、同意を得ることとする。

簡単に改定による疑問点を説明をすると、

理学療法士等が訪問する場合は訪問看護師も訪問しなくてはいけない?

という点である。

更にここから生じる疑問点がある。

  • 複数の訪問看護ステーションが関わっている場合はどうするのか?
  • リハビリ職と看護師が別の訪問看護ステーションから訪問している場合は?
  • 全部の事業所から看護師が訪問しなければいけないのか?

これが重要である。

  • STがいないからSTは違う事業所で
  • リハビリ職がいないからリハビリだけ違う事業所で
  • 看護師はA事業所、PTはB事業所、STはC事業所

このようなパターンがきっとあると思う。

このように複数の訪問看護ステーションが関わっている場合、どのように解釈すれば良いのだろうか?

平成30年度介護報酬改定の今後の流れとしては、平成30年3月5日に介護報酬改定検証・研究委員会が行われる予定だ。

ここではまだ詳細は明らかにはならないだろう。

そもそも「今回の改定においてなぜこの項目が注目されたのか」を考える必要がある。

今回のこの改定の概要はこの通りだ。

訪問看護ステーションからの理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士(以下、理学療法士等という。)による訪問看護は、その訪問が看護業務の一環としてのリハビリテーションを中心としたものである場合に、看護職員の代わりに訪問させるという位置づけのものであるが、看護職員と理学療法士等の連携が十分でない場合があることを踏まえ、評価の見直しを行うこととする。

重要なキーワードは連携である。

  1. そもそも訪問看護師の代わり
  2. 看護師とリハ職が連携できていない
  3. だから、評価を見直す

この流れである。

今回の改定の流れを考えると、少なくとも私は、別の訪問看護ステーションとの看護師との連携ではなく、事業所内での看護師との連携を指していると考えている。

  • サテライトでリハビリ職だけがやっている事業所
  • リハビリ職が非常に多い事業所

どう対応しますか?

みなさんはどう解釈しますか?

これからのQ&A各自治体の解釈が楽しみですね。

少しずつ平成30年度介護報酬改定・診療報酬改定の準備をされていくことをオススメします。

以前、私は訪問リハビリと訪問看護からのリハビリについての平成30年度介護報酬改定についての記事をこのようにまとめました。

是非、参考にしてみてください。

これからも訪問リハビリを中心とした制度改正の情報はアップしていく予定です。

これからも当ブログを宜しくお願いします。

ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県出身・在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 訪問リハビリが好きな人・訪問リハビリについて知りたい人・繋がりたい人・悩んでいる一般の人…ドシドシお問合せ下さい! 相談は有料です。 リアル&オンラインサロンでは無料となっております。 個別コンサルも行なっております。 まずはお問い合わせから連絡をお願いいたします。 Twitter・Facebookのフォローもどうぞよろしくお願いします。