リハビリ

訪問リハビリインタビュー【訪問リハ2週間目の理学療法士】八木大樹さん

訪問リハビリインタビュー2人目は八木大樹さんです。

訪問リハビリインタビューとは何か?を知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

八木大樹さんのプロフィール

八木大樹さんのプロフィールを簡単に紹介させていただきます。

 

おはぎ
おはぎ
よろしくお願いしまーす!

リハウルフ
リハウルフ
こちらこそよろしくお願いします。

八木大樹さんとは養成校が一緒

八木さんとは理学療法士の養成校が一緒という共通点がありました。

しかし、養成校時代は知らず、セラピストトップブロガーの西野さんが運営するオンラインサロン「The Arth」で出会いました。

オンラインの力はすごいですね。

このコミュニティは現在は100名以上の集まりです。(平成30年4月15日現在)

八木さんへのインタビューは養成校時代の話から盛り上がりました。

お互い全然知らず(笑)

まさかの…と(笑)

「担任誰?」とか話しました(笑)

訪問リハビリを始めて2週間の理学療法士

私:八木さんってどんな理学療法士の経歴なんですか?

八木さん:1年目に回復期、2年目に急性期(呼吸器・循環)そして中枢の急性期、3年目に生活期(デイ・医療療養)、4年目で回復期でそこから3年は回復期にいました。そして、今年度から訪問リハビリです。

私:色々と経験されているのですね。訪問リハビリってまだ始めたばっかですよね?

八木さん:まだ2週間です。

私:2週間!?(笑)

八木さん:はい(笑)

私:今何やっているんですか?(笑)

八木さん:初日は事業所まわりから始まりまして、最初の1週間は引き継ぎの為に同行をして、今週は訪問に行きました。

新鮮(笑)

私:事業所まわりってケアマネの事業所にまわるのですか?

八木さん:そうですね。僕もあんまり分かっていないんですけど、実績を渡しに行くついでに引き継ぎの顔合わせに行ってきてと言われまして。

私:確かに2週間ではわからないですよね。(笑)

「訪問リハビリを始めて2週間の理学療法士」

なかなか出会えない(笑)

私:今週一週間訪問に一人で行ってみてどうでしたか?

八木さん:始めの一週間ただ見ているのが僕の中でとても苦痛で(笑)一週間人に触れないっていうことがなかったので、それが変な感じがして。何かしたいっていう感じがすごい強かったので、2週目に一人で訪問に行った時はそのフラストレーションが溜まっていたので割と楽しくできましたね。

八木さん:でも、やっぱり利用者さんの自宅でリハビリをするっていうのが、今までホームでやっていたのがいきなりアウェイになった感じがして、立ち振る舞いとか、人によっては上がる玄関の位置だったり、それすら気をつけないといけないので。それがすごいなぁと思うんですけど、よくよく考えたらそれが普通なんだなぁみたいな。今までに人生の中でそんなに経験をしたことのない病院という空間の中で切り取って僕らが相手をしていたのが、家に何十年、下手したら人生のほとんどを過ごしているところに僕らがポッと入って行く。そこのギャップをすごい感じましたね。

八木さん:あとは、意外と何もできないなぁって。(笑)異動って言われてから訪問リハビリをイメージして、頭の中を訪問モードにしていたのですが、そのイメージを遥かに上回っていまして。大変と言いますか、その人の生活の中にリハビリが入っている。リハビリをしに来ているのではなく、生活をしている中でリハビリの要素が入ってくるという違いがですねー。ライフサイクルの中にリハビリが入り、それが障害予防であったり、健康維持であったり、生活範囲を拡大させる為に行う活動だったりするとは思うのですが、それが生活の中に入って行く・その人の中の人生に入っていく。でも入院中のリハビリは生活に戻して行く一つのルートと言いますか、生活から逸脱して調整して生活に戻す為に治しに来ている感じがあり、そこがすごく難しいなぁと。

私:でもまだ一週間ですよね。(笑)関わったの1回とかですよね(笑)そこまで分かっているってすごいと思います。

八木さん:今週行く人にも「この前見学させて頂いたものですけどー」って入って行くんですよね。(笑)

私:(笑)

私:変な緊張感とかありますよね?家とか覚えられたのですか?

八木さん:そうなんです。それがすごく大変で。「◯◯道を右に曲がる」って言われてもその道が分からなくて。原付で行くので…。

私:原付なんですか?(笑)

八木さん:原付です。雨も原付ですよ。京都って道がめっちゃ細いんで、停められないんですよね。駐車場がある家ばっかではないので、道にズラーって家がある感じです。原付は渋滞にハマらないんで楽なんですけど、雨と地図が大変ですね。一回止まらないと地図が見られないんですよね。

私:地域性って色々とあるんですね。

私:訪問リハビリは週1回の人が多いですか?

八木さん:週2回の人が多いですね。院内から退院した方をフォローする形が多いので週2回の短期集中リハビリを提供しているという形ですね。

私:それが理想ですよね。平成30年度の介護報酬改定においても病院からの訪問リハビリは医療介護連携や医師との連携、退院後の早期リハビリ介入が推進されておりますのでその点では最先端の訪問リハビリですね。

病院との兼務する訪問セラピスト

八木さん:僕所属は訪問なんですけど、院内のフォローもする予定なんですよね。

私:おー!私と一緒ですね!私も回復期と兼務しています。

私:元々兼務しているセラピストがいたのでしょうか?

八木さん:そうですね。訪問リハビリって波がありますので、利用者さんが減った時の対応とか他にも偶然色々な理由が重なり訪問も院内も両方やるセラピストができましたね。

私:私も同じ考えですね。訪問リハビリって利用者数に波がありますので、病院と併設のところは兼務体制が絶対良いですよね!私も「回復期から在宅にしっかりと繋ぐ」為に数年前からこの取り組みをやり始めて、やっと最近私も回復期に行き始めました。在宅しか知らないセラピストが今まで回復期をディスっていましたので(笑)これはいかんなーと思いまして(笑)そしたら想像と全然違うんで(反省)

私:訪問って在宅の中でもすごい特殊なんで、それを診て院内で活かせることってすごいあると思いますので、是非情報共有していきましょう!

八木さん:ぜひ、よろしくお願いします。

八木さん:理学療法士4年目とかの訪問リハビリのイメージって、「退院後訪問に任せるっていうのが自分の中で不十分だった」「自分で足りないところを任せるっていうことは自分ができていない」って考えていまして。だから、なるべく訪問に行かせたくない!と思っていました。でも、今はそうは考えていないんですけどね。利用者さんのことを考えたら、退院後必要な人には訪問リハビリは必要だと思いますし、過去に必要な人もいたのではないか?って今思い返すこともありますね。

私:必要な人には必要だと思いますね。退院後に多くの人は生活混乱期を迎えるわけで、その時に訪問リハビリが必要だと思う人っているばずなんですよね。病院のセラピストだけでどうこうなる問題ではなくて、しっかりと病院から在宅に繋いでいくことって大切ですよね。

トリガーポイントと訪問リハビリ

私:八木さんって言えばトリガーポイントのイメージなんですが、トリガーポイントって訪問リハビリに活かせそうですか?(私、トリガーポイント全く分かっていませんが(笑))

八木さん:僕はすごく活かせそうって思っていますね。

八木さん:(トリガーポイントの解説開始)

私には説明できないから八木さんの記事をご参照ください(笑)

非常に分かり易く教えていただきましたが、私は「ウンウン」と頷くしかできませんでした(笑)

しかし、何となく分かったことがあります。

トリガーポイントは訪問リハビリには活かせる

理由としましては3つ

  1. 本人との共有や説明に利用できる
  2. 目標設定がし易い
  3. 訪問リハは時間が限られている

例えば、

評価を早くでき、本人に説明をし共有し、例えば「筋を使い過ぎているから外出機会が減っている」「段差などの筋の使い方を修正した方が良い」→「動作指導・筋の使い方」→「生活に活かす」

「ここが痛いのは何でですか?」という時にもしっかりと説明できる。

時間が限られているのである程度絞って評価できる。

しっかりと勉強してきた人はすごいという私の感想です(笑)

違っていたらすみません。

でも、八木さんのトリガーポイントの知識はハンパないって思いました。

何も分からない私も理解できるように説明をしてくれました。

私ももっと身体のこと勉強しなきゃなーって思いました。

八木さんのブログで勉強します。

八木大樹さんにインタビューした感想

八木さんはとにかく話しやすかったです。

私と違ってしっかりと勉強しており(笑)とても刺激を受けました。

いきなり訪問リハビリの世界に飛び込むことも私は良いと思いますが、基礎をしっかりと勉強した上で訪問リハビリのステージを迎えるとさらに訪問リハビリで利用者さんにとってより良いリハビリが提供できるということを学ばせて頂きました。

上述した記事以外のことでも「在宅で使えない装具について」や「こんな状況で訪問リハビリに送られてきて」などの現場レベルの話もたくさんすることができました。

在宅のリハビリだけを知っていてもダメ、病院のリハビリだけを知っていてもダメ。

しっかりと病院から上手に在宅に繋ぐ必要があり、そこにはしっかりとマネジメントも必要であり、必要な人に必要なサービスを、必要な人に必要であるべきリハビリを提供する大切さを改めて考えるきっかけになりました。

養成校の後輩とこのような形で訪問リハビリの話ができたことを大変嬉しく思っております。

今回インタビューにご協力頂きました八木大樹さん。これからも宜しくお願いいたします。

ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県出身・在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 訪問リハビリが好きな人・訪問リハビリについて知りたい人・繋がりたい人・悩んでいる一般の人…ドシドシお問合せ下さい! 相談は有料です。 リアル&オンラインサロンでは無料となっております。 個別コンサルも行なっております。 まずはお問い合わせから連絡をお願いいたします。 Twitter・Facebookのフォローもどうぞよろしくお願いします。