一般人向けの理学療法士が語る良いケアマネージャーの条件と選び方

ケアマネージャー(介護支援専門員)とは?

ケアマネージャーは簡単に説明すると介護のマネージャーです。

簡単に説明します。

要支援1・2、要介護1・2・3・4・5

などの要介護度というものが認定されると、要介護者となります。

↓専門職向け↓

『意外と知らない要介護認定』と訪問リハビリ

そうなると、介護サービスが受けられます。

介護サービスとは、

例えば、私のやっている『訪問リハビリ』があります。

他には『デイサービス』『ショートステイ(泊まるサービス)』『訪問看護』『訪問入浴』…などがあります。

利用者さんごとにどのサービスの組み合わせが適切かを選ぶ人が

介護のマネージャーであるケアマネージャー(介護支援専門員)です。

『ケアマネージャー』は略して『ケアマネ』とも言われています。

ケアマネージャーは、ケアプランというその人その人の介護の計画書作成します。

その計画書に沿って各介護サービスが提供されます。

大体ケアマネさんのイメージついてきましたでしょうか?

ケアマネージャーは要介護認定者1名あたり、1名ついています。

ちなみに在宅の人だけでなく、施設に入所している利用者さんにもケアマネージャーはついています。



『ケアマネージャー次第で介護・終い方が変わる』

『ケアマネージャー次第で介護・終い方が変わる』

と言って良いくらい重要な存在です。

なぜならば、最初に利用者さんにコンタクトをとるのがケアマネージャーであるからです。

ケアマネージャーが適したサービスの種類を選び、そのサービスの事業所を選ぶのです。

サービスの種類を選ぶことはとても大切です。

サービスの事業所を選ぶこともとても大切なのです。

例えば、デイサービスと言っても、現在、コンビニエンスストアより数がたくさんあります。

また、デイサービスは様々な特徴があります。

正直、『良いデイサービス』・『あまり良くないデイサービス』が存在します。

理学療法士等のリハビリ専門職がいるデイサービスもあれば、いないデイサービスもあります。

趣味や楽しみに力を入れているデイサービスもあれば、運動に力を入れているところもあります。最近ではゲームセンター感覚のデイサービスもあれば、カラオケスナックのようなデイサービスもあります。

デイサービスという一つのサービスでも様々なサービスがあるのです。

他のサービスも同様です。

事業所ごとに様々な特色があります。

正直、一般人は右も左も分からない状態だと思います。

訪問リハビリというサービスを知らないという人は多くいると思います。

ケアマネが紹介してくれなかったら知らないままの状態で終わるのです。

知識がない為、ケアマネージャーの言うとおりにするしかないのです。

理学療法士の立場から述べますと、24時間365日が生活リハビリです。

ケアマネージャーが立てる計画書が生活の基礎となるといっても過言ではありません。

人生の終いは誰もがいつかは経験をします。

何十年生きてきて、人生の最期の生活を計画するのもケアマネージャーなのです。

それにより、利用者さん・ご家族さんの最期に感じる気持ちは大きく変わってきます。

本当に重要な役割と言えると思います。

だから、ケアマネージャーは大切なのです。

少しずつ理解してきたでしょうか?

ケアマネージャー選びの基本

ケアマネージャーは一年に一回試験が行われ、誕生します。

最近では、全国で2万2000人~3万3000人が毎年誕生しています。

地域によって人数は異なりますが、何百人という人数がいる市町村も普通です。

ケアマネージャーは自分で選ぶことができます。

また、担当を交換することもできます。

中には不満が溜まり担当ケアマネをどんどん変更する人もいます。

そうなると、業界では少し問題児扱いをされます。

はじめは地域包括支援センターや入院中の病院で紹介してもらう方が多いです。

しかし、地域包括支援センターも偏った紹介ができないようになっています。

入院中の病院での紹介では、正直、地域のことを知らない人が紹介するので、あてになりません。

『ケアマネージャーはたくさんいる』

『ケアマネージャーは自分で選べる』

ということを覚えて下さい。

理学療法士が選ぶ良いケアマネージャーの条件

私は訪問リハビリのサービス提供責任者として働いております。

訪問リハビリの仕事はケアマネージャーから頂くので、常に良い関係を築くことを念頭に置き、業務を行っています。

訪問リハビリのケアマネとの付き合い方(対応・宣伝・営業)

普段からケアマネージャーと接する機会が多いです。

ケアマネージャーは十人十色で本当に様々です。

若い人もいれば高齢の人もいる。

男性もいれば女性もいる。

看護師・介護福祉士・リハビリ専門職・マッサージ師…。

様々の免許をもっている人がいます。

一般の方はそもそも基準が分からないと思います。

ケアマネに不満があり、交換したらもっと悪いケアマネがきた。

これでは困ると思います。

私の経験上の良いケアマネージャーの条件は以下の通りです。

判断基準にして頂ければ幸いです。

①知識が豊富

②人柄がよく話しやすい

③フットワークが軽い(仕事が速い)

順番に説明します。

①知識が豊富(勉強熱心)

一番の条件だと思います。

知識がなければ、良い計画は立てることができません。

『どこにどのようなサービスがあるか?』

『どの事業所が評判が良いか?』

『介護の相談能力がどのくらいあるのか?』

『どのサービスの組み合わせが適切か?』

このようなことに対し、しっかりと知識として持ち対応してくれるかが非常に重要となります。

また、医療介護の世界は年々制度の変更があります。

ケアマネージャーはそれについていかないといけないのです。

正直、膨大の量です。

利用者さんや家族さんにとってはケアマネージャー頼みです。

知識の豊富さは本当に大切です。

②人柄がよく話しやすい

人と人とは相性というものがあります。

誰にでも相性が合うというケアマネージャーはいません。

相性が良い人もいれば、相性が悪い人もいます。

人柄がよく、話しやすいということは大切です。

素直な気持ちで話ができないと話は進みません。

利用者さん・家族さん自身にとって話しやすいと思うケアマネは良いケアマネだと思って良いと思います。

話をしっかりと聞いてくれない。と感じる場合は変更を考えても良いかもしれませんね。

③フットワークが軽い(仕事が速い)

介護サービスはケアプラン(計画書)がベースです。

ケアマネが動かなければ、各サービス事業所は動けません。

トロトロしているケアマネージャーだと、全てが遅くなります。

福祉用具を注文したのになかなか届かない。

などのことがおきる可能性があります。

書類作成や各サービス事業所との連携

早くやってくれるケアマネージャーは良いケアマネージャーと思っていて良いと思います。



ケアマネージャーの選び方のコツ

私がオススメする方法を説明します。

①業界の知人に紹介してもらう

これが一番良いと思います。

しかし、知人にしっかりした人がいる場合に限ります。

実際に多くのケアマネージャーと関わっている介護・医療従事者に紹介してもらいましょう。

デイサービスに勤めている人や訪問リハビリ、訪問看護に勤めている人などです。

その時はどのような人が良いか話しておく必要があります。

紹介されたケアマネージャーも紹介だからと言い、多少は良く接してくれると思います。

しかし、知人に紹介された場合、紹介された人と合わないと、変更をしにくいというデメリットもあります。

②実際にケアマネージャーがついている方に紹介してもらう

実際にケアマネージャーがついている人が知人にいたら、その人に現在担当しているケアマネージャーについて聞き、もし良い人であれば紹介してもらうということも良いと思います。

実際に担当していて対応はどうか?

上述した内容を参考に聞いてみるというのも良いと思います。

これはオススメです。

③包括支援センターで注文をつけて紹介してもらう

①と②はコネです。

正直、コネが無い人がほとんどだと思います。

そのような人は、包括支援センターで注文をつけて紹介してもらいましょう。

適当にお願いするより、注文をつけた方が良いと思います。

ここで問題なのが、人を紹介されるのでなく、ケアマネージャーが所属する会社を紹介されるということです。

何事も知識を持った人は得です。

厚労省の『介護サービス情報公表システム』でどんな居宅介護支援事業所(ケアマネージャーがいる事業所)があるのかを予習しておくことも大切です。

↓↓↓

介護サービス情報公表システム

注文をする時は、

まず素直に『オススメの人紹介してくれませんか?』

と聞いてみましょう。

もし受付の人が親切な人ならば、紹介してくれるかもしれません。

あとは、絶対条件も伝えておきましょう。

女性が良い。男性が良い。などです。



ケアマネージャーの交代方法

正直、ケアマネージャーは運もあります。

本当に仕事をしない・親身に聞いてくれないケアマネージャーがいるのも事実です。

『この人には頼めない』

と思ったら、遠慮なく交代をお願いしましょう。

結構、変更すると良いケアマネージャーがつくことも多いです。

【ケアマネージャーの交代方法】

①ケアマネージャーが所属する会社(居宅介護支援事業所)に申し出る

別に本人に言っても良いのですが、本人には言いにくいと思います。

②別のケアマネージャーの会社に相談する

③地域包括支援センターに相談する

この際、要望はしっかりと伝えましょう。

 

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