リハビリ

訪問リハビリのケアマネとの付き合い方(対応・宣伝・営業)

訪問リハビリの利用者の新規依頼の紹介はほとんどと言って良いほどケアマネージャーから来ます。

…ということは、ケアマネージャーと上手く付き合っていくことが非常に大切になります。

もし、1人のケアマネージャーとの関係が悪くなった場合、そのケアマネからの依頼は途切れます。

そのケアマネからその事業所に噂が広まり、その事業所からの新規依頼が途切れることもあると思います。

非常に難しいですよね…。

ケアマネージャーはたくさんいらっしゃいます。

十人十色で様々な人がおり、対応に苦難を要した人も多いと思います。

数多くいるケアマネージャーとの対応、宣伝で私が普段から行っていること・心掛けていることを記事にしようと思います。

私も100%できていませんが、『これはいい!』と思うことは参考にして頂ければと思います。

そもそもケアマネージャーとは?

簡単に説明すると言葉の通り介護のマネージャーです。

介護保険サービスを使う時、一般の人はどのような流れでサービスを行うか分からないと思います。

要介護認定を受けた人には基本的に一人ずつ担当のケアマネージャーがつきます。

そのケアマネージャーが、ケアプランという介護の計画書を作り、その計画(プラン)に沿ってサービスが行われます。

ケアマネージャーは、支援が必要な人やその家族などからの相談に応じてその人の心身の状態に合わせて最適なサービスが受けられるように、総合的なコーディネートやマネジメントを行います。

介護保険制度を推進していく上で、支援が必要な人やその家族と、介護サービス等を提供する事業所とを繋ぐパイプ役を担っています。

ケアマネの期待(利用者の希望)に応える

ケアマネージャーの信頼を勝ち取る一番の方法は、利用者からの口コミだと思います。

例えば訪問リハビリが始まり、利用者様の『歩行が良くなった』とします。

ケアマネージャーが見て『良くなった』と感じることもセラピストとして信頼が高まるきっかけになります。

しかし、一番良いことは利用者様から『訪問リハビリのおかげ』『○○さんのおかげ』とケアマネージャーに言って頂くことだと思います。

ケアマネージャーは常に利用者様の気持ちに寄り添い、マネジメントをしています。

その利用者様からケアマネージャーに『○○さんのおかげだよ』と言って頂くだけで、ケアマネージャーの信頼もグッと上がります。

信頼が築ければ、これから先のリピートに繋がります。

その口コミがケアマネージャー間で広がることもあります。

様々な観点で結果を残すという事は非常に大切だと思います。

利用者様からの信頼を得るということは訪問リハビリのセラピスト自身のモチベーションにも繋がると思います。

介護居宅支援事業所に遊びに行く

どの訪問リハビリ事業所も毎月、各ケアマネージャーに月末報告書を渡すと思います。

訪問リハビリは通所リハビリ等とは異なり、各スタッフが車やバイク、自転車でグルグル回っています。

その特色を活かし、訪問リハビリの合間に月末報告書やリハ計画書をあえてセラピスト自身が手渡することは有効だと思います。

確かに人件費のことを考えたら郵送の方が良いと思います。

しかし、セラピスト自身が手渡しすることでケアマネージャーと顔の見える関係が構築できます。また、その際、利用者様のことについて話をすることができます。

居宅に訪問した際に『こんな人がいるんだけど訪問リハビリの対象かなぁ?』と相談されることもあると思います。

また、電話とは違い、直接顔をみて話すことによってお互いの言いたい事や気持ちが伝わり易いというメリットもあると思います。

報告書を渡す時だけでなく、居宅の近くを通りかかった際に寄ってみる(遊びにいく)ということは非常に良いことだと思います。

また、電話では伝えにくいことは直接会うべきだと思います。直接出向くだけで、印象は必ず変わります。

訪問リハビリ事業所を立ち上げたばかりの頃、また訪問リハビリの利用者が減少した時は居宅に足を運ぶという方法を試す価値はあると思います。

人件費はかかりますので、郵送と手渡しを上手に合わせて運営すると良いかもしれませんね。

ケアマネージャーに頻繁に電話・FAXをする

ケアマネージャーに些細な事でも頻繁に情報を提供するということは非常に印象を良くすると思います。

気軽に電話をすると、気軽に電話が来るようになります。

気軽に電話できる環境をつくると、気軽に新規の相談をしてくれるようになります。

しかし、どちらも利用者様のお宅を訪問するという仕事の為、なかなかお互いに電話が繋がらない・かけても留守ということも多いことが現状あります。

そのような時はFAXが有効です。

FAXだとそのままカルテに綴じることができる・電話の記録を書かなくて良いというメリットもあります。

特に、初回訪問後は連絡をするようにしましょう。

これは訪問リハビリに関わらず共通していることだと思います。

FAXの例

利用者:〇〇さんについて

本日、訪問リハビリに行かせていただきました。

訪問時、体温を測定したら37.5℃でした。

室温・湿度が高かった為、水分摂取を促し換気をし、エアコンをつけるように指導させて頂きました。

簡単ですが報告とさせて頂きます。

利用者:〇〇さんについて

本日、ご自宅を訪問した際、ちょうど玄関で転倒されていました。

バイタル等は問題なく、怪我等も見られない為、「何か身体に不調が現れた際は受診に行くように」と勧めました。

今回転倒した要因としましては、玄関マットが原因だと思います。

ご本人様に了承を得て玄関マットを敷くことをやめて頂くようにしました。

引き続き転倒の要因を考え、転倒リスクが軽減していくように努めていきたいと思います。

このような簡単な内容の報告で良いのでFAXで時々様子を伝えることは大切だと思います。

ちょっとした気遣いが、ケアマネージャーとの信頼関係構築のためにも、他職種連携のためにも大切だと思います。

デイサービスやショートステイにも遊びに行く

訪問リハビリはフットワークの軽さが武器だと思います。

各サービス事業所を繋ぐ役割を果たすことができると思います。

ケアマネージャーの印象を良くするには質の高いサービス提供をする事業所・セラピストだと理解して頂くことだと思います。

『そんなに見てくれるんだ』『頼りになる』『困ったら頼ればいい』と思ってくれたら勝ちです。

ケアマネージャーとの関係を築く為だけでなく、利用者様の様々な生活を見る為にも時間があるときは他の事業所に遊びに行くのも良いと思います。

訪問リハビリって、実際の食事の様子や入浴の様子って評価し難いですよね?

そんな時はデイサービスや通所リハビリに行って他職種協働するのも良いかもしれません。

他事業所と繋がると仕事が楽しくなりますし、結果的に他職種連携がスムーズになり、最終的に利用者さんのためにもなります。

私の磐田市での取り組みです。

また、同職種での横の繋がりも大切だと考えます。

勉強会や地域交流会へも積極的に参加する

現在関わりのないケアマネージャーからの新規の依頼も得る必要があります。

事業所の名前・個人の名前を売ることが大切です。

小さな事業所はケアマネージャーの間では『○○さんのところ』と言われます。

特に事業所のトップは顔をする必要があります。

これは訪問リハビリだけでなく、通所リハビリや通所介護、訪問介護でも同様だと考えます。

積極的に勉強会に出て、名刺を配り、繋がる。コツコツと。

事業所の為だけでなく、最終的には自身の為になります。

勉強会に出ればいろいろなところで繋がります。

勉強会の講師も頼まれることがあると思います。

その時は必ず受けましょう。一度断ると仕事は来ません。

努力ということも大切だと思います。

静岡県磐田市の予防のために運動を広める活動をはじめてみた。

パンフレット・リーフレットの配布

事業所を知ってもらう必要があります。

パンフレットは必ず作りましょう。

顔入りだと更に良いと思います。

リーフレットも時々配布しましょう。

『職員体制が変更しました』『現在の空き状況』『加算の変更』『お休みの連絡』などなどFAXで送りつけてあげましょう(笑)

ちょっと面白いネタを入れて報告書と一緒に手渡しで渡すと良いと思います。

情報発信は重要です。

とにかく印象をつけることが大切です!

気にしないでドンドン送りましょう!

意外と見ていないので、しつこいくらいの方が良いと思います(笑)

私が実際に作っているリーフレットの例

とにかくケアマネージャーと仲良くなろう

最終的に一番大切なことはケアマネージャーと『仲良くなること』だと思います。

仲良くなると仕事もし易くなります。

連携も取り易くなります。

良いケア⇔仲良くなる⇔良い連携⇔新規依頼数UP

好循環を構築していきましょう。

オススメの本

ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県出身・在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 訪問リハビリが好きな人・訪問リハビリについて知りたい人・繋がりたい人・悩んでいる一般の人…ドシドシお問合せ下さい! 相談されると喜んで返信します(笑) まずはお問い合わせから連絡をお願いいたします。 Twitter・Facebookのフォローもどうぞよろしくお願いします。