リハビリ

小澤竹俊先生の講演会を聞いて想うこと『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』

小澤竹俊先生を初めて知った日

私が小澤竹俊先生を初めて知ったのは、2017年3月6日のNHKのTV番組「プロフェッショナル仕事の流儀」です。

http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0306/index.html

小澤竹俊(2017年3月6日放送)プロフェッショナル仕事の流儀

テレビを観て涙したことを覚えております。

小澤竹俊先生のプロフィール

1963年東京都出身。1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科を卒業。1991年山形大学大学院医学専攻博士課程卒。運動負荷心電図にて学位取得。1991年から1993年まで、山形県立中央病院救命救急センターで循環器医として従事、1993年から1994年山形県西置賜郡白鷹町立病院内科勤務。1994年より横浜甦生病院ホスピス勤務、1996年よりホスピス病棟長に就任。その後、2006年10月にめぐみ在宅クリニックを開設。

【Wikipediaより引用】

小澤竹俊先生のプレゼン動画

これはYouTubeの動画から引用させて頂いたものです。

是非、観て頂きたいです。

私が講演を聞き、心に感じたこと

講演の内容は以下の通りです。

  1. 苦しむ人への援助と5つの課題(援助を言葉にすること)
  2. 援助的コミュニケーション
  3. 相手の苦しみについてキャッチする
  4. 相手の支えについて、キャッチする
  5. 支えようとする私たちの支えを知る

【小澤竹俊先生の資料より引用】

一番心に残った言葉はこれです。

苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい

援助的コミュニケーションの基本だそうです。

援助的コミュニケーションとは?

  • コミュニケーションは,医療に携わる上で欠かせない基本的技術である.
  • 医学教育におけるコミュニケーションは,医療者が患者・家族に医学的な情報を伝えるコミュニケーションを中心に紹介されることが多く,終末期ケアにおいても,悪い知らせを伝えるためのコミュニケーションは大切である.
  • その一方で,看取りに関わる上で求められる援助的コミュニケーションは,紹介されることは少ない.
  • 看取りに関わるということは,今まで,1 人 でできていたことが,一つ一つできなくなっていく苦しみを抱えた患者と関わることであり,どれほど病状を伝えたり,治療方法がないことを伝えたりしたとしても,穏やかさを取り戻すとは限らない.
  • 「苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい」という,関わる視点を大切にしたコミュニケーションが,援助的コミュニケーションである.

【引用;緩和医療・終末期ケア,中山書店,小澤竹俊】

「ほんとうに苦しんでいる人の気持ちを理解できるのでしょうか?」

私は普段、訪問リハビリの理学療法士として働いております。

私自身の日常で考えた時、「気持ちを理解したつもり」でいた気がします。

私自身が「気持ちを理解したつもり」でいても、それは私自身の満足だけであり、実際、苦しんでいる人の支えにはなっておりません。

援助的コミュニケーションのポイント

  1. 伝えたいことをキャッチする
  2. 伝えたいことを言語化する
  3. 言語化した伝えたいことを返す[/box]

だそうです。

苦しみとは希望と現実の開きであり、苦しみに気づく感性を磨くということがとても大切である。おだやかな気持ちになることを優先し、苦しんでいる人が委ねるのは「依頼できる人・わかってくれる人」とのことです。

医療従事者にはそのような関わりが大切であることにまた気づかされました。

「リハビリテーション」は制度や国の方針の中にあります。しっかりとマネジメントし、適宜適切なサービスの提供は必要だとは思いますが、その中でコミュニケーションを通し、「依頼できる人・わかってくれる人」になりたいと思いました。

自分の中にも苦しみがあります。

それはみんな一緒。

苦しみとは、「希望と現実の開き」

本当にその通りだと思います。

利用者さんの苦しみだけでなく、関わる人全ての「苦しみ」それに対してどう支えることができるのか?これも大切なことだと思いました。

小澤竹俊先生の講演会は、とても分かり易く、講演会の途中でも涙が溢れることも多々ありました。

全国各地を飛び回り、講演会を行なっているようです。

私も少しお話をさせて頂き、名刺を直接頂くこともできました。

テレビで拝見させて頂き、「この先生の話を聞きたい」と思いましたが、実際話を聞くと印象も変わりました。

ユーモア溢れた感動する講演会を是非、実際に足を運んで聞きに行って頂きたいです。

今後の人生の中で「価値のある時間」となると思います。

小澤竹俊先生の本を紹介

小澤竹俊先生は色々な本を出されております。

私はまだ読んではいませんが、今回講演会を聞かせて頂き、「読んで見たい」と思いました。

私も必ず読みます。

みなさんも是非読んでみてください。

今日が人生最後の日だと思って生きなさい

人生の意味が見つかるノート

 

ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県出身・在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 訪問リハビリが好きな人・訪問リハビリについて知りたい人・繋がりたい人・悩んでいる一般の人…ドシドシお問合せ下さい! 相談は有料です。 リアル&オンラインサロンでは無料となっております。 個別コンサルも行なっております。 まずはお問い合わせから連絡をお願いいたします。 Twitter・Facebookのフォローもどうぞよろしくお願いします。