リハビリ

【徹底解説】訪問リハビリのリハマネ加算Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

平成30年度介護報酬改定においてリハビリテーションマネジメント加算が変更されました。

平成27年度介護報酬改定では、リハマネⅠリハマネⅡであった加算

それが平成30年度介護報酬改定においてリハマネⅠリハマネⅡリハマネⅢリハマネⅣになりました。

いきなり倍になりました(笑)

訪問リハビリテーションにおけるリハマネ加算Ⅰリハマネ加算Ⅳについて解説をしていきます。

平成30年度介護報酬改定におけるリハビリテーションマネジメント加算の変更

平成27年度介護報酬改定ではリハマネⅠとリハマネⅡの加算がありました。

その加算が今回、リハマネⅠ〜Ⅳに増えました。

簡単に説明します。

  • 今までのリハマネⅠは平成30年4月からのリハマネⅠと同等
  • 今までのリハマネⅡは平成30年4月からのリハマネⅢと同等

まずはこれをしっかりとおさえておきましょう!

リハビリテーションマネジメント加算の単位数と要件

リハマネ加算の単位数の変化は以下の表の通りです。

【現行】

 

【平成30年4月〜】

リハマネⅠ

60単位/月

リハマネⅠ

230単位/月

  

リハマネⅡ

280単位/月

リハマネⅡ

150単位/月

リハマネⅢ

320単位/月

  

リハマネⅣ

420単位

リハマネⅠは60単位から230単位に増加しています。

リハマネⅡはリハマネⅢとなり320単位に増加しています。

では、なぜ料金が増加したのかを考えてみましょう!

なぜリハマネ加算は料金が増加したのか?

ただただ料金が増加した訳ではではありません。

なぜ料金が増加したか?

それを考えるには要件に注目すべきです。

今回のリハビリテーションマネジメント加算のⅠ〜Ⅳの全てに新たな要件が追加されました。

それは、医師からの明確な指示です。

少し前に遡ってみましょう。

平成29年11月8日の介護給付費分科会の資料です。

簡単に説明しますと、医師から明確な指示を頂いた方が訪問リハビリテーション開始からのADL向上の平均が高いというデータです。

ちなみにn数は少ないです。

これが今回の改定につながっています。

 

事業所の医師からの明確な指示とは以下のことを指します。

訪問リハビリテーションの目的は絶対です。

それに加えて、以下の3つから1つ以上です。

  1. 開始前または実施中の留意事項
  2. 中止する際の基準
  3. 利用者に対する負荷等

この明確な指示を頂くということがリハビリテーションマネジメント加算の料金増加に繋がったと考えられます。

平成27年度介護報酬改定でのリハマネ加算Ⅰ

では、各加算の単位数と要件を簡単に説明していきます。

その前に平成27年度のリハビリテーションマネジメント加算の算定要件を復習してみましょう。

条件はこの通りです。

  1. 訪問リハビリテーション計画の進捗状況を定期的に評価し、必要に応じて当該計画を見直していること。
  2. 指定訪問リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が、介護支援専門員を通じて、指定訪問介護の事業その 他の指定居宅サービスに該当する事業に係る従業者に対し、リハビリテーションの観点から、日常生活上の留意点、介護の工夫等の情報を伝達していること。

これを「平成27年度のリハマネ加算Ⅰ」として以下の説明を読み進めていってください。

リハビリテーションマネジメント加算Ⅰ(リハマネ加算Ⅰ)

  • 単位数:230単位/月

算定要件

  • 平成27年度のリハマネⅠの要件
  • 医師からの明確な指示

リハビリテーションマネジメント加算Ⅱ(リハマネ加算Ⅱ)

  • 単位数:280単位/月

算定要件

リハビリテーションマネジメント加算Ⅲ(リハマネ加算Ⅲ)

  • 単位数:320単位/月

算定要件

リハビリテーションマネジメント加算Ⅳ(リハマネ加算Ⅳ)

  • 単位数:420単位/月

算定要件

  • リハマネⅡorリハマネⅢの要件
  • 3ヶ月に1回VISITを活用しデータを提出

※3ヶ月に1回算定可能

リハマネ加算Ⅳの算定のためのVISITとはこのようなシステムです。

リハマネⅡとリハマネⅢを算定するためのリハビリ会議への医師の参加がテレビ電話等でも可能となった

今回、リハビリ会議への参加が大変という過去のデータを下に、リハビリ会議への医師の参加がテレビ電話等でも可能となりました。

この緩和策によりリハビリ会議を多少は開催し易くなり、リハマネⅡやリハマネⅢを算定することができる事業所が増えると良いですね。

介護予防にもリハビリテーションマネジメント加算が創設

平成30年度介護報酬改定において、介護予防(要支援者)の訪問リハビリテーションにもリハマネ加算が創設されました。

要介護のリハマネ加算Ⅰと同等と考えて良いと思います。

介護予防のリハマネ加算230単位/月です。

訪問リハビリは医師との連携がカギを握る

訪問リハビリテーションは医師との連携が鍵を握っています。

平成30年度介護報酬改定では様々な点が変更されました。

特に注目すべき点は、

  • 事業所の医師からの明確な指示
  • リハマネⅠ、リハマネⅡ、リハマネⅢ、リハマネⅣ
  • 計画診療未実施減算

この点です。

事業所の医師としっかりと連携をとり訪問リハビリのサービスを提供することが大切になってきますね。

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ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県出身・在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 訪問リハビリが好きな人・訪問リハビリについて知りたい人・繋がりたい人・悩んでいる一般の人…ドシドシお問合せ下さい! 相談されると喜んで返信します(笑) まずはお問い合わせから連絡をお願いいたします。 Twitter・Facebookのフォローもどうぞよろしくお願いします。