利用者さんとリハビリ提供側は180度の当事者同士

リハビリブログをやっているとたくさんの人と繋がります。

Twitterを通して全国のリハビリブロガーとやりとりをすることも増えるようになりました。

Facebookを通しても色々な方からコメントやメッセージを頂けるようになりました。

そのコメントやメッセージの一つ一つが私の力になります。

今回は、Facebookを通してメッセージをくれた方の話を記事にしたいと思います。

Facebookでのメッセージ

私はこのリハビリブログをできるだけ多くの人に見てもらう為、FacebookやTwitterなどのSNSを利用させて頂き、ブログをアップしています。

ある日、私の元にこんなメッセージが届きました。

相手からのメッセージ(一部抜粋)

簡単な自己紹介をさせて頂きますね。

特定疾患難病指定「後縦靭帯骨化症」7年前手術療養半年後、退院。

要介護2認定と同時に週2回の通所リハと訪問看護・リハビリを各1時間利用し、ゆっくりではあるが回復の兆し自活する努力して奮闘中の利用者です。

難しいことは分かりませんが順次ブログに目を通していきたいと思います。

年齢は62歳○○市在住(※私と同じ県です。)の初老のはしくれでございます。

宜しくです。

私はメッセージを頂けただけでも非常に嬉しかったです。

私はメッセージやコメントに対しては100%返答させて頂いております。

今回はこのような返信をさせて頂きました。

私の返信メッセージ

いいね!&メッセージありがとうございます。

静岡県在住なんですね。

自己紹介もありがとうございます。

特定疾患難病を患いながら日々奮闘されている事、素晴らしく思います。

簡単にFacebookも拝見させて頂きましたが、笑顔が素晴らしいと感じました。

私のブログは医療従事者向けと一般向けの記事があります。

また、制度に関しては、多少、正直不快に思われる内容も入っているかもしれませんが、ご了承ください。

ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。

どうぞよろしくお願いします。

私にメッセージやコメントをくれると少なくてもこのくらいの量は返します。(笑)

迷惑かもしれませんが、それだけコメントが嬉しいのです。

私が返信した内容にこのような返信を頂きました。

相手からのメッセージ

制度の不快については180度の当事者同士ですので理解しておりますので遠慮なさらずにブログあげて下さい。

リハビリはひとと人との会話・実務が大切さを痛感しています。

PT切磋琢磨頑張って下さい。

この方とはこの後も数通メッセージのやりとりをさせて頂きました。

私はこの返信で色々と深く考えさせられました。

その言葉が180度の当事者同士です。

このブログは利用者さんも見ている

まず、最初のメッセージを受け取った時に感じたことです。

メッセージを受け取り、『順次ブログに目を通していきたいと思います。』と言われた時、私は「まずい」と思いました。

その理由は、利用者さんの視点ではなく、サービス提供者や管理者・専門職という立場で自分の想いを書いた記事が多いからです。

例えばこんな記事です。

訪問リハビリの卒業を上手に勧める為には何をすべきか?

利用者さんからしたら『訪問リハビリの卒業』『介護保険からの卒業』はどう思うでしょうか?

私が医療関係者ではなく、制度など理解していなかったとしたら

私がもし障害を患ったとしたら…。

私の家族・大切な人がもし障害を患ったとしたら…。

『なに?卒業!?』

と激怒するくらいの気持ちになるかもしれません。

皆さん必死の思いで障害と向き合っているのです。

比較なんてできないと思います。

軽い障害・重い障害…。

周りからみたら重い障害の人や良くなるかもしれない方を優先する。

これに対して理解できるかもしれません。

しかし、障害に軽い・重いはありません。

普通に生活をしていたことから、何かが変わり、本人や家族にその衝撃が降りかかるのです。

私は大きな病気になったことがないのでその気持ちは分かりません。

しかし、医療従事者である限り、分かろうとは努力しているつもりです。

私はこのような医療の仕事について、そのような方々と接することができ本当に幸せだと感じています。

色々な辛い思いをしても、前向きに生活する姿勢をみると

『自分も頑張らなくちゃ!』

『こんなことで挫けてはいけない。』

『1日1日の時間を大切に生きよう!』

本当に利用者さんにはたくさんの勇気を頂くことができます。

こんなところにも理学療法士としてのやりがいはあります。

理学療法士が感じる訪問リハビリのやりがい

私にとって、人生の先輩である利用者さんからの一つ一つの言葉はかけがえのない資産です。

メッセージをくれた方のFacebook・ブログ

今回、メッセージをくれたこの方のFacebook・ブログを拝見させて頂きました。

写真も載っておりましたが、本当に素晴らしい笑顔でした。

ブログの一部を抜粋させていただきます。

歩行リハビリ散歩日和の穏やかな天気 〇〇~〇〇へパトロールしてきました。

初コース時計回り人生上り坂は苦 杖歩行の登り坂楽

下り坂苦

本日の記録PM3:00~PM4:00

移動距離=706m 内杖歩行437m 車椅子自走269m

 

夕暮れ間近の散歩2158m

セニアカー茶畑散歩

連日の乗車稼働率30%目標

 

自分も術後、誤嚥性肺炎を発症 点滴のみの30日を経験した身

口から入る食事が生きる糧と自覚しました。

本当に食べる事は大切→痛感

 

昨日、出張販売にて買い物かごを手押しのリハビリ兼ねての買い物。

 

コンビニでの買い物自立訓練

7年ぶりの コンビニ店内に立ち寄り

雑誌とホッとブラックコーヒー 訪看さんに〇〇おごったた

歩行データ 総距離 2676m 車椅子自走 250m 車椅子介助 2012m 杖歩行 414m

この抜粋はこの方のごく最近の出来事です。

皆さんはどのようなイメージを持たれましたでしょうか?

私は日々奮闘する姿勢に感激いたしました。

具体的な目標設定。前向きな姿勢。

ご本人様は何より、関わる訪問リハビリ・訪問看護のスタッフの方々もきっととても素晴らしい方だと思います。

私の立場

このように障害を患っても、日々奮闘されている方は多くいらっしゃると思います。

しかし、私は様々な立場があります。

事業所の管理者の立場

セラピストの教育の立場

本当の訪問リハビリを世に広める立場

効果的なリハビリを提供したい理学療法士という立場

これは言い訳かもしれませんね。

私は何も考えず、

『全ての人に満足するリハビリを…』

提供でできたら本当に素晴らしいと心の底から思います。

しかし、立場というものがあります。

180度の当事者同士ですので理解しております

利用者さんという立場で理解して頂けるだけで本当に有り難かったです。

同職種でも同業者でも理解をして頂けないことばかりです。

私は訪問リハビリの卒業を数年前から医療従事者に訴え続けてきました。

利用者の方々、不快にさせたらすみません

『適宜適切なリハビリテーションを行いましょう!』

『広い視野で見て下さい!』

『セラピストは限られているんです!』

『その考えで地域丸ごと支えていけますか?』

賛同してくれる人はほぼゼロに等しかったです。

今は少しずつ理解をしてくれる方々も増えてきました。

180度の当事者同士で良いのか?

私には色々な立場がある。

前の項でそう述べました。

今回メッセージで伝えてくれた『180度の当事者同士ですので理解しております』という言葉

正直、嬉しかったです。

利用者さんが理解してくれて、嬉しかったです。

しかし、サービス提供者と利用者さんが

180度の当事者で良いのでしょうか?

180度が少しでも変化すれば、そこに何かが生まれる気がします。

国の制度・教育・会社の方針・考え・気持ち・悩み・苦しみ・病気…。

色々な壁があり、サービス提供者・利用者双方が同じ立場には絶対に立てません。

そんな事を考えていた私に…。

この方からのメッセージ

相手からのメッセージ

杉浦さんのように立場が違う相手を思いやる気持ちが有れば多少衝突してもうまくコントロールできるかと、職種が替われどおんなじです。心がいちばん
政策は従わなければなりませんがこころの疎通を障害を持つ身になり痛感してます。陰ながら応援・成長を期待します。

本当にパワーを頂きました。

最後の『期待』に応えられるような理学療法士になりたいです。

私にできること

このような方は1人ではなく、全国にたくさんいると思います。

全国のあらゆるところで、障害に奮闘している人がいます。

その障害を患った人たちに支援している専門職がいます。

その一人一人に悩み・苦しみがあると思います。

簡単には解決できる問題ではありません。

しかし、その事態に『考える』ことはできますよね。

すぐに何かができるとは思いません。

一つ一つ。

自分ができることを、やっていきたいと思います。

このブログは私、個人のフィールドです。

何も縛りはありません。誰からも邪魔をされません。

障害を患った当事者に限りなく近づける場だと思います。

なぜならば、全て私に決定権がありますから。

このブログを最大限活用してください。

ブログを見て、何か役に立つことは利用してください。

聞きたいことは遠慮なく聞いて下さい。

その質問を記事にし、1人でも多くの人の役に立ちたいのです。

障害を持った方・医療従事者・悩み苦しんでいる方…。

お気軽にお問合せ下さい。

それが今私ができる社会貢献だと思っています。

おわりに

今回、私のブログにメッセージをくれた〇〇さん。

○○さんの奮闘する姿勢は私をはじめ多くの人に力を与えています。

この場を借りて改めて、感謝申し上げます。

ありがとうございます。

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