8年目の理学療法士が本当に良いと思う5つのリハビリの形

訪問に良いリハビリ

理学療法士になり、8年目を迎えました。

リハビリテーションに関わる仕事が大好きです。

『リハビリテーション』

何が正解か分かりません。

制度・会社の方針・個人の想い・他のセラピストの想い‥‥。

本当に考えることがたくさんあり、

何が正しいのかさっぱり分かりません。

悩めば悩むほど分からなくなります。

非常に幅広いリハビリテーションの世界。

私は理学療法士人生を全てを

生活期リハビリテーションという

フィールドで日々勉強させて頂きました。

その中で自身を持って良いと思う

生活期のリハビリの形があります。

まだまだ未熟な理学療法士ですが、

これだけは良いと自信をもって言えます。

全て自分でやること

全て自分のことを自分でやっていると自然と身体を動かすようになります。

毎日、自分のことを全てやっていると、あっという間に時間が過ぎます。

全て自分のことをやることで悩む時間も無くなります。

自分のことをやっていると、自然と身体が疲れ、夜もぐっすりと睡眠がとれるようになります。

昔から、女性は家事全般を熟し、自分のことだけでなく家族のことも全て行ってきました。

その結果、男性よりも長生きをし、健康でいられるのではないかと私は感じております。

その反面、男性は60歳くらいまで仕事に熱中し、その後のんびりとした生活を送ることが多いと思います。

家事や身の回りの事さえできない人も多いのではないでしょうか?

家にあるものが分からない。全て妻にやってもらう。

健康への第一は、自分の事は自分でやることだと思います。

『おーい。お茶』『おーい。コーヒー』

と妻を使わず、自分の身体を使いましょう。

きっといつか自分の身体にその『楽をする』ということが何らかの形で降りかかるはずです。

リハビリでもなるべく介助をしてもらわずに、自分の事は自分でやってみることが大切だと思います。

過介助はいけない。と良く耳にします。

過介助とは、介助が多い状態のことを指します。

本来自分でできるはず能力があるにも関わらず、介助をしてもらっていると、自然とその本来ある能力は衰えていきます。

介護者は、全てやってあげるのではなく、できることはやってもらう。

これが一番のやさしさであり愛情かもしれませんね。

全てをやってあげる=能力を衰えさせている

と言っても過言ではないと思います。

夫婦揃ってより良い老後を迎える為には、しっかりと役割分担をし、各々が自身のことをやるという習慣が大切です。

夫を甘やかさない。

これは夫の退職後の妻の第一の役割かもしれませんね。

趣味を持つこと

好きなことをしている時、好きな話をしている時

人は自然と笑顔になります。

好きなことをしていると、

時間を忘れ、人は自然と夢中になります。

好きなことをしていると、心がワクワクします。

趣味とは、人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返し行う行為、事柄やその対象のことを指します。

よく、老後は趣味を持ちましょう!

という事を耳にすることがあると思います。

趣味と言っても何でも良いと思います。

歌を歌うこと。スポーツをすること。絵を描くこと。

人は好みが違います。人はそれぞれ価値観が異なります。

趣味は好んで習慣的に繰り返し行う行為です。

『楽しさ』『喜び』

このような感情は人を笑顔にし幸せにしてくれます。

病は気からと昔から言われているように、リハビリも気持ちが大切です。

誰もがそうですが、ただ運動をするということは長続きはしません。

『立ったり座ったり』毎日ずっとできる人はなかなかいません。

好きではない事をやっていても効果は期待できないと思います。

しかし、好きなことをやっていれば自然と身体を動かしています。

趣味を持つことは本当にリハビリとして良いことです。

継続は力なり。

継続するには、それなりの理由が必要です。

是非、若い人は若い時から趣味を持ちましょう。

高齢の人も遅くはありません。

80歳から陸上を始める人もいれば、80歳からパソコンを始める人も見てきました。

新しいことに常にチャレンジするということは、人生を長く楽しむ秘訣です。

ある人がこのようなことをおっしゃっておりました。

旅行に新しい場所に行く時、行きは長く感じるけど、帰りはあっという間。

このような経験をしたことはありませんか?

これは、行きは新しい場所を見ているから長く感じ、帰りは一度見たことのある風景を見るか‥‥あっという間に感じるらしいです。

だから、人間は年をとると、1年が速いと感じるそうです。

今まで多くのことを経験してきたからです。

ということは、人生を長く楽しむ為には新しいことにチャレンジする必要があります。

長く濃い人生を楽しむために、また身体の為にも是非趣味を持ちましょう!

好きなことなら何でも良いと思います。

会話をすること

身体だけでなく、口を動かすことも大切です。

口を動かすということは、表情筋も使い、口腔機能も使い嚥下機能も高められます。

年を重ねると、嚥下機能が低下し、むせ易くなります。

嚥下機能の低下は誤嚥性肺炎に繋がります。

誤嚥性肺炎は、嚥下機能障害の為、唾液や食べ物、あるいは胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸収することにより発症をします。

それを予防できる最も簡単な方法は人と話す事(会話)だと思います。

私は以前こんな記事も書きました。

なぜ訪問リハビリの理学療法士は卒業や通所系サービスを勧めるのか?

通所系サービスを勧める一つの理由はみんなと話して欲しいからです。

1人では会話はできません。

会話とは、複数の人が互いに話す事です。

通所系サービスに行かなくても、薬局やサロン、近所の人、家族‥‥。

会話する機会は大いにあると思います。

会話を大切にしましょう。

一人で生きていけると思っていたら大間違いです。

会話もリハビリの中では大切な項目です。

一方的に話すだけではなく、聞くという事も大切なことだと思います。

話を聞くことでそれに対して何かを想い、その想いをまた言葉にして伝える。

脳の活性化にも繋がると思います。

私は訪問リハビリをやっていますが、何より会話を大切にしています。

話すことで多くの情報を得ることはもちろん、利用者さんの口腔機能障害の為はもちろんです。

でも、私が大切にしていることは、聞くことです。

高齢者はみんな話したがっています。

おそらく、何か分かりませんが、心に秘めた思いがあるのではないでしょうか。

話を聞くだけで、利用者さんは笑顔になります。

話している時、笑顔になっています。

おそらく、会話には何か秘密の力があるのではないかと日々感じています。

歩くこと

身体を動かすということは非常に良い事です。

廃用症候群という言葉は御存じでしょうか?

廃用症候群とは、過度に安静にすることや、活動性が低下したことによる身体に生じた様々な状態のことを指します。

廃用症候群にはいろいろな症状があります。

筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮、心機能低下、起立性低血圧、誤嚥性肺炎、血栓塞栓症、うつ状態、せん妄、見当識障害、褥瘡‥‥。

人間はベッド上に寝たままでいると、一週間で10~15%の筋力が低下すると言われています。

予防という意味でも、身体機能向上という意味でも、一番良い方法は歩くことだと思います。

歩行は上肢体幹下肢の全ての筋肉を使う全身運動です。

リハビリを行う上で、歩くということ以上に優秀で万能な運動はないと思っています。

呼吸器疾患の人でも、末期がんの人でも、脳血管疾患の人でも‥‥。

それぞれ方法や距離、負荷は異なりますが、極一部の例外は除き、どんな人でも歩かない方が良い人はあまりいません。

私の理学療法士としての経験上、『高齢な方でも過去に歩く習慣があった人』は姿勢が良いという印象を持っています。

歩く習慣があると、自然に全身の筋力のバランスが整い、自然と姿勢も良くなるのではないのでしょうか?

最近、流行りのノルディックウォーキングポールをご存じでしょうか?

このようなものです。

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少し値段が張りますが、このノルディックウォーキングはポールを使用することで、全身の筋肉に刺激を与える為、通常の歩行と比較してエネルギー消費量が約20%増加されると言われております。

また、転倒を防ぐためにも非常に有効である為、理学療法士的にもオススメをします。

健常人の健康予防の為にも是非、購入してみてはいかがでしょうか?

上記は楽天市場の商品ですので、是非見てみて下さい。

誰かの役に立つこと

誰かの役に立つことは、人に喜ばれる存在になるということです。

喜ばれる存在になるということは感謝の気持ちを持たれるということです。

感謝の気持ちを持たれ、嫌な想いを抱く人はいないと思います。

私は理学療法士としてリハビリテーションを提供し、利用者さんからの感謝の気持ちや言葉を頂いた時に非常に嬉しい気持ちになり、またやりがいも感じます。

誰かの役に立つこと。

これは人の心を明るくすることだと思います。

これはリハビリテーションの一環として非常に大切なことに思います。

誰かの役に立つことと言っても、難しいことをする必要はないと思います。

些細なことで良いのです。

・誰かの為にご飯をつくる

・誰かの為に仕事をする

・誰かの為に掃除をする

・誰かの為に買い物に行く

何か誰かの為になる役割を持つことをお勧めします。

誰かの為になることは日常生活の中だけではありません。

・リハビリの見本になる

・講演をする

・手芸を教える

・長生きの秘訣を伝える

・得意なことを教える

何でも良いと思います。

喜ぶ顔を見れば自然と心が晴れます。

病気の発症により障害を抱えて、自分では役に立っていない、生きている意味がない。

などと思っている人も少なからずいるかと思います。

私は、身体が不自由であっても、

父として、母として、妻として、夫として、子として

存在していることだけでも役になっていると思います。

 

生きがいを無くさず、自然と誰かの役に立っている。

ということを考えてみてください。

そして、周りの人たちは、役に立っているということを言葉にして伝えてあげてください。

気持ちが落ち込んでいる方にとっての最高のリハビリだと思います。

最後に

上述した私の持論に賛否両論はあるかと思います。

私がリハビリテーションという広義の中で、

①すべて自分でやること

②趣味を持つこと

③会話をすること

④歩くこと

⑤誰かの役に立つこと

この5つは大切だと自信を持って言えます。

皆様にとって本当に良いと思うリハビリテーションの形は何ですか?

リハビリテーションは難しい。

でも楽しい。

まだまだ未熟な8年目の理学療法士。

大好きなリハビリテーションを日々追及していきたいと思います。

この大切だと思う5つの事だけがリハビリではありません。

あくまで大切なことであり、これだけでは効果的なリハビリテーションとは言えないということは御了承下さい。

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