リハビリ

厚労省の資料から訪問看護ステーションを分析した結果

こんにちは。訪問リハビリで8年間(内、3年間は訪問看護ステーション)働く理学療法士の杉浦良介です。

このブログ「リハウルフ」では訪問リハビリのことを中心に300記事以上書いています。

こちらは是非見てみて下さい。

訪問リハビリの教科書訪問リハビリの理学療法士の杉浦良介です。 私は訪問リハビリのブログを平成29年4月28日から始めました。 もう少しで1年が経過します...

是非、他の記事も読んでみて良かったと思っていただけたらブックマークやfacebookページ(リハウルフ)のフォロー・Twitter(杉浦良介)のフォロー等よろしくお願いいたします。

厚労省の資料から訪問看護ステーションを正しく分析した結果

今回は、厚労省のデータを正しく分析してみました。

色々な角度から分析してみたので参考にしていただければ幸いです。

その前に、まだこの記事を見ていない方はこの記事も一緒に見てみてください。

2日間で2500PVを記録した記事です。

↓こちら↓

訪問看護ステーションの職員が8割以上理学療法士等ではダメなんですか? 訪問リハビリブログ「リハウルフ」を運営しております訪問リハビリ8年目(内、訪問看護3年)の理学療法士の杉浦良介です。 このブログで...

訪問看護師は16年間で訪問療法士の2倍以上増加している

厚労省の発表した文章は以下の通りです。

「訪問看護ステーションの従事者数のうち、理学療法士等が占める割合が増加している。

確かに占める割合はH13の5%からH29の22%に増加をしています。

では、別の角度で分析してみましょう。

言語聴覚士の数がH13もH29も記載が無い為、グラフからの推定になっていますが、このようなことが読み取れます。

訪問看護師(准看護師含む)は16年間で訪問療法士(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の2倍以上増加している。

  • 看護師:16076→41502人
    (➕25426人
  • 准看護師:2689→4383人
    1694人

看護師と准看護師は、27120人の増加

  • 理学療法士:760→9364人
    (➕8604人
  • 作業療法士:344人→4173人
    3413人
  • 言語聴覚士:100人→900人(推定)
    800人

PT・OT・STは、12817人の増加

∴看護師等の方がリハ職より2倍以上増加している

訪問看護師さんがとても増えていることは素晴らしいことですね!

訪問言語聴覚士はめっちゃ少ない

言語聴覚士の人数はグラフに記載が無い為、人数は把握できませんが、グラフの幅的に私が分析した限りでは、約900人くらいでは無いかと思います。

おかしな計算ですが、47都道府県で単純に割ると1都道府県あたり19人です。

ちなみに私の住んでいる静岡県磐田市(約17万人の市)は訪問リハビリテーションと訪問看護ステーション合わせても、訪問言語聴覚士が1人しかいません。

めっちゃ少ないですよね!

これ結構な問題だと思うんですよね!

その他の職員の扱い方

訪問看護ステーションの従事者数のうち、理学療法士等が占める割合が増加している。

という文字の下に下記のグラフも載っているのですが、「なぜ、その他の職員をあえてそこに入れた?(笑)」と疑問に思ってしまいます。

赤いグラフに入れたら、赤いグラフと青いグラフの差は縮まる気がするのですが…。

その他の職員は、作業療法士よりも言語聴覚士よりも多いのですから。

何故なのでしょう???

理学療法士等の割合が多い訪問看護ステーションでは、24時間対応体制加算の届出割合が少ない

24時間対応体制加算の届出割合の説明もありました。

理学療法士等の割合が多い訪問看護ステーションでは、24時間対応体制加算の届出割合が少ない。

示された図がこちらです。

上記の図を合わせてみました。

そしたらこのような図になりました。

理学療法士等の割合が多い訪問看護ステーションでは、24時間対応体制加算の届出割合が少ない。

 

私は以下のように分析をしました。

理学療法士等の割合が多い訪問看護ステーションが僅かに増加している。しかし、理学療法士等が60%以上の割合は全体の4.7%であり、80%以上理学療法士等が占める事業所は全体の0.4%である。全体の中では極僅かと言える60%以上理学療法士等が占める事業所の場合、24時間対応体制加算の届出が少ないことがわかる。

いかがでしょうか?

医療費及び介護給付費ともに増加しており、医療費の伸び率が大きい。

訪問看護ステーション利用にかかる費用は、医療費及び介護給付費ともに増加しており、医療費の伸び率が大きい。

私も同じように解釈しました。

厚労省の資料を分析してみると楽しい!

厚労省の資料を実際に分析してみると色々と楽しいことがあります。

今回分析したように、示していることがちょっと違うこともありますので、自己分析して各事業所や各地域などと照らし合わせてみることもお勧めします。

9月7日(土)もう迷わない!訪問リハビリ制度セミナーin大阪 訪問リハビリ(訪問看護からのリハビリ含む)において誰もがぶつかる「壁」 それは、「制度」だと思います。 訪問リハビリの制度は...
7月6日の「訪問リハビリ制度セミナーin東京」の感想と振り返り訪問リハビリブログ「リハウルフ」の管理者であり、訪問リハビリのオンラインサロン「リハコネ 」の代表の杉浦です。 2019年7月6日(土...
2019年6月15日リハコネ セミナーin大阪のアンケートの全てに回答【第1弾】2019年6月15日に大阪でリハコネ主催の「3年目までに知っておきたい!訪問リハビリセミナー」を開催させていただきました。 https...
8月24日(土)3年目までに知っておきたい!訪問リハビリセミナーin名古屋 2019年8月24日(土)に名古屋でリハビリコネクト主催の訪問リハビリセミナーを開催します。 このセミナーは「3年目までに知ってお...
住宅改修は3段階でリセットされ、もう一度20万円使えます。住宅改修を介護保険を利用して行う場合、20万円まで介護保険で支給されます。 しかし、介護度が3段階以上悪化した場合、再度20万円まで介...
訪問リハビリで働くセラピストに絶対オススメの本私は訪問リハビリで働く8年目の理学療法士の杉浦良介です。 6年目の訪問リハビリを迎えました。 訪問看護からのリハビリで3年間経験を積...

訪問リハビリセミナー情報

ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県磐田市在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 セミナー講師・コンサル(個別相談・企業向け)・寄稿等のお仕事の依頼もお待ちしております。 Twitter・Facebook・Instagramのフォローもどうぞよろしくお願いします。
こちらの記事もおすすめ!