リハビリ

訪問リハビリや訪問看護のキャンセル料ってどうすればいいの!?

訪問リハビリや訪問看護を提供している事業所さんは、訪問リハビリや訪問看護で利用者さんからキャンセルがあった場合の対応に悩んだことはありませんか?

  • 「キャンセル料を取って良いの?」
  • 「キャンセル料は取るべき?」

このような悩みを抱えている方は読んでみてください。

訪問リハビリや訪問看護におけるキャンセル内容

訪問リハビリや訪問看護を行なっていると、以下のようなキャンセル連絡がある場合があります。

キャンセルの連絡は大きく分けて3つあります。

  1. 事前にキャンセルを教えてくれる場合
  2. 訪問日にキャンセルをお願いされる場合
  3. 無断キャンセル

実際にキャンセルの例を挙げてみましょう。

【事前にキャンセルを教えてくれる場合】
・受診に行く日と被ってしまったのでキャンセルをしたい
・用事ができたのでキャンセルしたい

【訪問日にキャンセルをお願いされる場合】
・体調が悪いからリハビリをキャンセルしたい
・急用ができたのでキャンセルしたい

【無断キャンセル】
・訪問したら留守だった

キャンセルと言いましても、いろいろな場合があります。

そんな時、事業所としてどんな対応をすれば良いのでしょうか?

訪問リハビリや訪問看護でキャンセル料を取ることは可能なのか?

訪問リハビリや訪問看護などの介護保険サービスでキャンセル料を算定することはできるのか?という疑問が生じると思います。

結論から話しますと、可能です。

介護保険サービスのキャンセル料は、民法・消費者契約法に基づくもので事業所・利用者間での取り決めで徴収されており、厚生労働省など行政側の見解はありません。

契約書に基づいてキャンセル料を算定しても問題はありません。

訪問リハビリや訪問看護のキャンセル料徴取の実態

実際にしっかりと調査をしたことはありませんが、いろいろな人の意見を聞く限り、キャンセル料を徴収していない事業所の方が多そうな印象です。

訪問リハビリや訪問看護のキャンセル料を取っている場合は、以下のような方法でキャンセル料を取っているようです。(インターネットで調べた結果)

訪問リハビリや訪問看護のキャンセル料の算定例

いろいろなキャンセルの説明がありましたので、載せさせていただきます。

  • 利用予定日前日の17:30以降の利用予定のキャンセルの場合に介護保険の1割
  • 当日のキャンセルは利用者自己負担分の100%
  • サービス開始の1時間前までに居宅サービスの取り止めの申し出がない時、サービス予定であった時間数分 をキャンセル料として払い受けます。
  • 悪質な場合を除きキャンセル料は原則請求していません。
  • 訪問予定前日の17時以降にご利用者様都合でサービスを中止する場合、キャンセル料、1,000円発生します。
  • 不在の場合はキャンセル料として200円の交通費を頂きます。
  • 当日訪問までにご連絡をいただけなかった場合には800円のキャンセル料を頂戴しております。急な体調不良に対してはいただいておりません。
  • ご連絡がなかった場合: 300円
  • 訪問日の前日午後5時以降及び訪問日当日のキャンセルについては、やむを得ない事情がある場合(ご容態の急変に伴う緊急の受診や入院などです)を除き1,500円いただきます。

介護保険の自己負担額を請求するところや300〜1500円といった額を請求する事業所などいろいろなところがありました。

インターネット上で私が軽く調べた限りでは、介護保険の10割を請求しているところはありませんでしたが、実際介護保険の10割をキャンセル料として徴収している事業所の人にお会いしたこともあります。

訪問リハビリや訪問看護におけるキャンセル料に関わる私の意見

キャンセル料の徴収って正直とても難しいと思います。

私の意見としましては、簡単にまとめると以下の通りです。

  • キャンセル料は取っても取らなくても良いと思う
  • キャンセル料を徴収するなら、介護保険の自己負担相当が妥当だと思う
  • キャンセル料を取るならしっかりと規定を設けるべき
  • 悪質でないキャンセルはキャンセル料を取らない方が今後の関係を考えたら良いのでは?

例えば、訪問リハビリテーションの場合、40分間訪問すれば、利用者さんの自己負担は介護保険で1〜3割(約600〜1800円)ですが、事業所には約6000円収入が入ります。

正直、事業所にとってはキャンセルはダメージが大きいです。

しかし、通常の料金が600円(1割)で、キャンセル料は6000円(10割)はちょっと取りづらいですよね!

でも、キャンセル料を取らずに、キャンセル続きは事業所にとってはイライラですよね!

だから、難しい!

でも、いろいろな対策ができると思うんですよね!

例えば、

  • 40分訪問のところを実績で20分にして状態把握に変更
  • その週や時間で振り替えて訪問をする
  • キャンセル料を徴収せずに、信頼関係を強くする
  • 悪質なキャンセルが多い時は、計画の段階でサービスの必要性を再検討する

とかですね!

体調不良とか用事とかは事業所側もお互い様だと思うんですよね!

訪問看護師や訪問療法士も同じようなことがあるかもしれませんしね!

その辺も考慮して事業所ごと、事業所にあったキャンセル料を設定できると良いですね!

ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県磐田市在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 セミナー講師・コンサル(個別相談・企業向け)・寄稿等のお仕事の依頼もお待ちしております。 Twitter・Facebook・Instagramのフォローもどうぞよろしくお願いします。
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