訪問リハ

【徹底解説】同一建物減算とは?

 

同一建物減算ってご存知ですか?

この減算は訪問介護や訪問リハビリテーション、訪問看護などに該当する減算です。

平成30年度介護報酬改定において変更となりましたので、平成30年度介護報酬改定後の内容を分かり易く解説していきます。

同一建物減算とは?

 

同一建物減算とは、同一建物等の居住者に訪問リハを提供した場合、条件によっては減算されるというものです。

 

簡単に説明をすると、同じ建物の利用者に、効率よく沢山提供した場合に減算になるというものです。

 

同一建物減算1と2の違い

 

 

サービスコードには以下の2つがあります。

  1. 同一建物減算1
  2. 同一建物減算2

 

  • 同一建物減算1…10%減算の場合
  • 同一建物減算2…15%減算の場合

以上のように考えるとわかりやすいかもしれません!

 

2018年に変更となった同一建物減算

平成30年度介護報酬改定では、同一建物減算が3つのパターンになりました。

それぞれのパターンを説明していきます。

 

同一建物減算定 パターン1

同一建物減算パターン2

 

同一建物減算パターン3

同一建物減算、集合住宅減算のQ&A

 

Q.集合住宅減算についてはどのように算定するのか。

A.集合住宅減算の対象となるサービスコードの所定単位数の合計に対して減算率を掛けて算定をすること。なお、区分支給限度基準額を超える場合、区分支給限度基準額の管理に際して、区分支給限度基準額の超過分に同一建物減算を充てることは出来ないものとする。

 

 

Q.訪問介護等の居宅サービス等については、いわゆる同一建物減算(1割減算)の規定があるが、外部サービス利用型特定施設入居者生活介護を提供する事業所も対象となるのか。

A.外部サービス利用型特定施設入居者生活介護において提供される受託介護サービスは、特定施設の事業者と訪問介護等の事業者における委託契約に基づくサービスであり、同一建物減算の規定は適用されない。

 

 

Q.集合住宅減算について、「同一の敷地内若しくは隣接する敷地内の建物」であっても「サービス提供の効率化につながらない場合には、減算を適用すべきではないこと」とされているが、具体的にはどのような範囲を想定しているのか。

A.集合住宅減算は、訪問系サービス(居宅療養管理指導を除く)について、例えば、集合住宅の1階部分に事業所がある場合など、事業所と同一建物に居住する利用者を訪問する場合には、地域に点在する利用者を訪問する場合と比べて、移動等の労力(移動時間)が軽減されることから、このことを適正に評価するために行うものである。

従来の仕組みでは、事業所と集合住宅(養護老人ホーム、軽費老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅に限る。以下同じ。)が一体的な建築物に限り減算対象としていたところである。

今般の見直しでは、事業所と同一建物の利用者を訪問する場合と同様の移動時間により訪問できるものについては同様に評価することとし、「同一敷地内にある別棟の集合住宅」、「隣接する敷地にある集合住宅」、「道路等を挟んで隣接する敷地にある集合住宅」のうち、事業所と同一建物の利用者を訪問する場合と同様に移動時間が軽減されるものについては、新たに、減算対象とすることとしたものである。

このようなことから、例えば、以下のケースのように、事業所と同一建物の利用者を訪問する場合とは移動時間が明らかに異なるものについては、減算対象とはならないものと考えている。  

・広大な敷地に複数の建物が点在するもの(例えば、UR(独立行政法人都市再生機構)などの大規模団地や、敷地に沿って複数のバス停留所があるような規模の敷地)  

・幹線道路や河川などにより敷地が隔てられており、訪問するために迂回しなければならないもの

 

減算を受けている者の区分支給限度基準額を計算する際には、減算前の単位数を用いること

 

平成30年度介護報酬改定における同一建物減算のまとめ

 

効率的なサービス提供が可能であることを適切に評価することが求められた改定となりました。

同じ建物で、効率よく沢山サービス提供を行った場合(沢山稼いだ場合)は、減算しますよ!

というものです。

 

必要な人に必要なだけのサービス提供を心がけることが大切です!

 

ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県磐田市在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 セミナー講師・コンサル(個別相談・企業向け)・寄稿等のお仕事の依頼もお待ちしております。 Twitter・Facebook・Instagramのフォローもどうぞよろしくお願いします。

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