リハビリ

訪問リハビリで働く理学療法士の一日のスケジュール

「これから訪問リハビリで働きたい!」と考えている理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、そして学生の皆さんは、「訪問リハビリのセラピストがどんな風に仕事をしているのか?」疑問に思いませんか?

そんな方のために、実際に訪問リハビリで働く理学療法士の私の一日のスケジュールを紹介させていただきます。

訪問リハビリで働く理学療法士の一日のスケジュール

私は回復期の病院に併設している訪問リハビリテーション事業所で働いています。

そして、訪問リハビリテーションのサービス提供責任者として働いておりますので、訪問リハビリの業務以外にも色々な仕事もしておりますので、それを踏まえた上で読んでいただければ幸いです。

訪問リハビリのスケジュールの基本

訪問リハビリの基本のスケジュールは以下の通りです。

私の事業所は1日に6件のスケジュールを組んでおります。

これは地域や事業所の体制によって異なると思います。

今まで、1日の訪問件数が平均4件くらいの事業所から10件以上訪問する事業所まで色々な方々にお会いしたことがあります。

決して「訪問件数が多いからすごい」ということはないと思います。

それは、地域によって半径2kmまでしか訪問しないところや50km先でも訪問する事業所など、色々なところがあり、また、事業所によっての役割があるからです。

訪問リハビリスケジュール(他の日の場合①)

私は回復期病棟とも兼務をしておりますので、このような日もあります。

午前中に訪問リハビリの業務を行い、午後に回復期リハビリ病棟で勤務する場合です。

もちろん逆もあります。(AM:回復期、PM:訪問リハビリ)

訪問リハビリスケジュール(他の日の場合②)

訪問リハビリは、ご自宅に訪問をしてリハビリをする以外にも色々な仕事があります。

例えば、このような仕事です。

  • サービス担当者会議への参加
  • 退院前カンファレンスの参加
  • 新規利用者の面談や契約

これらの業務はほとんどの訪問セラピストが行なっていると思います。

私は先方の生活機能向上連携加算の算定等のためにデイサービスに2ヶ所訪問しているため、それらが多い日ですとこのようなスケジュールを組むこともあります。

訪問リハビリの書類業務やその他の業務

訪問リハビリで働いている人から「書類が多い!」「他の業務が多い!」という話も聞いたことがあるかもしれませんね!

確かに訪問リハビリのセラピストは色々な業務があります。

これらは「やっている人」「やっていない人」色々な人がいると思いますので参考程度にしていただければ幸いです。

普段から行う比較的多い業務

普段から起こっている業務としましては、これらのものがあります。

  • 訪問リハビリの記録
  • ケアマネージャー等との電話、FAX
  • リハビリ計画書の作成
  • サービス提供票のチェック

訪問リハビリの記録は毎回の訪問後に行います。

ケアマネージャー等との電話対応等もほぼ毎日行います。

訪問リハビリは訪問してリハビリをするだけではなく、他の介護サービス事業所との多職種で在宅生活を支えるということが大切になっていると思います。

訪問リハビリは月末業務が結構大変

訪問リハビリは月末時は少しだけ業務が増えます。

月末時に行う主な業務は以下の通りです。

  • リハビリ報告書の作成
  • サービス提供票のFAX
  • 実績集計、請求

全利用者のリハビリの報告書を作成し、ケアマネージャーや医師に渡したり、サービス提供票のチェックしたものを電卓で計算してケアマネージャーにFAXするなどの仕事まであります。

それに加えて、管理者の方々は他にも、勤務表作りやスケジュールの管理等色々な業務が山ほどあるはずです。

それ以外の訪問リハビリの業務

訪問リハビリにはそれ以外の業務もあります。

  • 診療情報提供書の依頼
  • 郵送
  • 業務日誌作成
  • カルテ整理
  • ミーティング
  • リハビリサマリーの作成
  • 契約書づくり
  • 各種保険証等の管理

これはほんの一部だと思います。

訪問リハビリの職場はリハビリ以外の業務もたくさんあります。

【徹底解説】訪問セラピストが考えるリハビリサマリーに必要な内容訪問リハビリの分野で働く理学療法士の杉浦良介です。 リハビリサマリーについて在宅長年働いた経験上感じていることを記事にしようと思います...

訪問リハビリで身につく能力(=必要な能力)

訪問リハビリでは、リハビリ以外の業務がたくさんあり、それによって多くの能力が身につきます。

それは、訪問リハビリで必要な能力と言い換えることもできるかもしれませんね!

私が考える訪問リハビリで働くために必要な能力(=身につく能力は以下の通りです。

  1. 電話応対能力
  2. 説明能力
  3. 集客能力
  4. 制度知識
  5. 時間管理能力

訪問リハビリの電話応対能力

訪問リハビリは電話をすることが非常に多いです。

  • 新規の依頼の相談でケアマネージャーから電話がくる
  • 訪問中に訪問看護ステーションの看護師に電話をする
  • 福祉用具の相談で福祉用具業者と電話をする
  • 何かあった場合にケアマネージャーと相談する

訪問リハビリの業務をしていると電話応対能力は確実にレベルアップします。

初めは緊張しますし、上手に話せないこともあると思いますが、確実にレベルアップすると思います。

訪問リハビリの説明能力

訪問リハビリの一番の特徴は利用者さんのご自宅でリハビリをするということです。

時には家族さんがいらっしゃることもあります。

リハビリの様子をケアマネージャーが見学に来られる場合もあります。

そして、サービス担当者会議等でもリハビリ専門職以外の方々とお話しすることもあります。

そんな時に必要な能力が分かりやすく説明する能力です。

「専門用語を使わずに、誰も分かりやすい言葉で、伝える」ということが大切になってきます。

丁寧な分かりやすい言葉に変換する」例を挙げてみましょう。

このような感じで、伝える相手のことを考えてや優しい言葉で分かりやすく説明する能力が訪問リハビリでは必要になってきます。

訪問リハビリの集客能力

訪問リハビリでは「利用者(患者)を目の前に連れてくる」ということも勉強できます。

病院等で働いていますと、患者さんはいつの間にかセラピストの目の前に来ている場合が多いです。

患者は勝手にくるわけではなく、色々な方の努力によってセラピストの目の前に現れるのです。

訪問リハビリでは、病院のブランド等を借りた上で、集客をセラピスト自身がしなければいけない場合も多いです。

  • パンフレットを作成する
  • ケアマネージャーに説明をする
  • リハビリで結果を出す
  • 営業をする

このような経験ができるのも訪問リハビリでの楽しいところです。

逆に、「利用者さんが離れていく」という悲しい経験をしてしまうこともあります。

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訪問リハビリの制度知識

訪問リハビリの業務では、「面談」「契約」などの業務もあります。

新規依頼→面談・契約→サービス提供

残念ながら、訪問リハビリの制度や介護保険制度を理解していないと「面談」や「契約」はできません。

  • 契約書を説明して名前を書いてもらう。
  • 銀行の引き落とし口座の紙に記入していただく。
  • 聞かれたことに答えることができる。
  • ケアマネージャーとも介護保険の話をすることができる

このようなことも訪問リハビリでは必要になります。

訪問リハビリの時間管理能力

訪問リハビリは40分や60分で提供することが多いです。

例えば、

  • 40分の訪問が5分延長してしまう人
  • 40分ぴったりで終えられる人

がいたとしましょう。

訪問の後に記録を書く場合、前者の場合は、記録を書き始める時間が5分遅くなってしまいます。

  • 記録が10分かかる人
  • 記録が5分で書ける人

がいたとしましょう。

前者の場合は後者の場合より、5分時間がかかってしまいます。

 

訪問リハビリは基本的に1人で行動する仕事です。

一つ一つの業務速度や業務効率の時間管理が大切です。

そして、リハビリ以外の業務も沢山ありますので上手に熟していく能力も必要になってきます。

  • この仕事はどのくらいでできるのか?
  • 何の仕事が残っているのか?
  • 自分はどのくらいの速度で行えるのか?

なども考えていく必要があります。

時には、

  • ケアマネージャーとの電話を上手に切る能力
  • 利用者家族との話を上手に切る能力
  • 短い時間で伝える能力

なども必要になります。

訪問リハビリへの就職・転職はオススメ

訪問リハビリは基本的に一人で行動する職場ではあり、「一人だと不安」と思う方もいるかもしれませんが、はじめからできる人はいないと思います。

私自身も初めはゼロからのスタートでした。

電話は緊張するし、説明も下手でしたし、時間も守れない。

今もまだまだですが、訪問リハビリの職場で働くことで少しずつ様々な能力が付いてきた実感があります。

そして、その能力が他のことにもいかされるようになりました。

これから将来性も高いと言われている訪問リハビリの世界に足を踏み出してみるのも良い方法かと思います。

成長するために、訪問リハビリのステージに飛び込んでみるのはいかがでしょうか?

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ABOUT ME
杉浦 良介
静岡県磐田市在住の理学療法士(PT)です。 訪問リハビリの分野が大好きです。 人と人を繋ぐ理学療法士を目指しています。 セミナー講師・コンサル(個別相談・企業向け)・寄稿等のお仕事の依頼もお待ちしております。 Twitter・Facebook・Instagramのフォローもどうぞよろしくお願いします。
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