患者さんへのタメ語はどう思います?
先日、Twitterでこんなことを呟きました。
患者さん・利用者さんへのタメ語対応が多過ぎる。
全てに敬語を!とは言わないし、時々、共感やコミュニケーションに方言や親近感の湧く言葉遣いは必要だと思うが、基本的に敬語は必要!
経験上、マネージャーレベルは、そこら辺はしっかりとしている印象がある。
上に立ちたかったらまずは敬語対応を!
そしたら意外と反応が良かったです。
みなさん何かしら想いがあるのですね。
患者さんへのタメ語に対する意見
一部を紹介します。
それをマネージャークラスの教育係りに伝えると「最近の子は仕方ない。
育成校も学生に気を使ってるしな。」と言う140字で収まらないツッコミ所山盛り返答が。
杉浦さん言われるように使い分けスキル大事ですよね。
ほんとに気になります。
リハ職も介護、看護職も。
そして職員同士も。
めちゃていねいな敬語とまではいわないけれど、利用者さんには敬語、職員間は年齢差関係なく丁寧語(特に勤務時間中)でね、とアドバイスするときもあります。
徹底してないといつか必ずポロッと本質が出てしまいます。
これ本当にあるあるですね。
ここに気づいてからかなり修正できました。
まだ、立ち位置や振る舞いなど改善の余地があるので、今はそこを徹底。
患者さんへのタメ語問題を時々、Twitter上で誰かが発言すると結構みなさん食いつきます。
私はタメ語がダメだと思っているけど説得力のある解説ができない。
だから、専門的なことはコミュニケーション療法士、喜多一馬氏のブログの記事をご参照ください。
アコモデーション理論というそうです。
アコモデーション理論とは、話し手による聞き手への配慮が話し手自身の話し方を切り替えるとする、スピーチ・スタイルの社会心理学的調整モデルのことです。
患者さんに対するタメ語の私の考え
私の個人的な考えとしましては、患者さんへのタメ語対応はあまり良くはないと思っています。
実際、多くの人が患者さんにタメ語を使い、それを注意をしない周りの環境があるという病院は多いのではないでしょうか?
注意をしても「え?なんでですか?」という反応がある。
そんな指導経験がある人は少なくないはずです。
私は不思議だなーって思います。
私は100%ではないですが、なるべく患者さんにタメ語を使わないように心がけています。
それは、タメ語を使うセラピストと患者さんの会話を見ている時に違和感を感じるからです。
敬語のセラピストが良くて、タメ語を使うセラピストが悪いというわけではありません。
私は専門的なこともよく分からないので、個人的な意見です。
少し考えたことがあります。
「何でタメ語なんだろう?」
使っている人に聞いてみようかなぁ。。。
「何でタメ語なんですか?」って。
皆さんはどうやって敬語とタメ語を使い分けているのでしょうか?
「あと一回頑張ろうねー」
「リハビリの時間だよー」
「できたね!すごい!」
とか、病院でよく耳にします。
皆さんはどうやって敬語とタメ語を使い分けているのでしょうか?
上司と話す時、
上司:「注意してくださいね。」
セラピスト:「うん!これから気をつける!」
とか言います?
でも、何で患者さんにはタメ語なんでしょう?
理由を聞きたい!
なぜ?
めっちゃ疑問!
私は、訪問リハビリの事業所の責任者をしていますので、ご家族さんと契約を交わすことがあります。
例えば、その時「タメ語」で話したら、「何この事業所」ってなりますよ?
例えば、他事業所と関わる時、「タメ語」で話したら、「何この事業所」ってなりますよ?
カンファレンスでタメ語使います?
そんな状況でタメ語を使いますか?
普段患者さんにタメ語の専門職:「いやいや、そんな状況では普通使わないでしょ!」
あなたの普通は何?
患者さんには普通がタメ語?
病院という中で、
なぜ患者さんに対してだけタメ語なの?
それは多分、
知らないからだと思っています。
教えてくれる人もいないからだと思います。
そして、気付いていないからだと思います。
是非、失敗してください。
患者さんに注意されたら分かるはずです。
でも、その前に一つだけ助言です。
「丁寧に対応した方がいいですよ!」
きっとあなた自身のためになります。
※これは全員ではなく一部のほとんどタメ語セラピストに向けたメッセージです。
※全部が全部「です。ます。調」の敬語にしろと言っているわけではありません。
その反面、マネージャークラスの人はしっかりとした言葉遣いができているなーって思いますね。
それが違いなのかもしれません。
ぜひ、気付いた方が良いと思います。
そして、自身に質問してみましょう。
「何で患者さんにタメ語なんですか?」と。
自信を持って答えてくれる人には、注意しても無駄な気がします。
なおらないから。
だから、注意はしない。
気付きが必要。
オススメの本
私は経験はそこそこありますし、コミュニケーションには多少は自信がありますが、コミュニケーションのプロではありませんし、コミュニケーションについてよく分からないまま、自分の意見や想いをこのブログに書きました。
続きはコミュニケーションのプロにお任せします。
私はこの本を発売日に読ませて頂きました。
是非、コミュニケーションに自信がないセラピストは是非読んでみて頂けたら良いかと思います。
超オススメです!